ハスキーボイスで酔わせて



思わず目が泳ぐ私をジッと見つめ部外者と判断した関係者は、
ちょっと宜しいですか?と厳しい顔をして別室へ連れて行こうとした。




春樹さん助けて…っ!




「ちょいちょい、何処に連れて行く気?」


その時、半べそになった私の前に現れたのは春樹さんだった。


「あっ橘さん。怪しい不審者が…」

「コイツは不審者じゃねーの」


春樹さんはそう言って関係者から私を奪い取る。