沖「あれ、沙織ごはん食べないの?」

沙「うん。おなかすいてなくて。よかったら上げるよ。」

新「本当か!」

平「じゃあ俺ももらう!!なんたって育ち盛りだからな!!!」

そして沙織はお膳ごと二人に渡す。

「一君、蝶ちゃん。せっかく作ってくれたのにごめんね?」

蝶「ううん!全然大丈夫だよ!!」

一「ああ。具合でも悪いのか?」

沙「ううん!大丈夫。」

そういう沙織の顔は無理をして笑っていた。

左「沙織、なんかあったのか?」

沙「大丈夫だよ!!」

そんな沙織の様子を近藤さんは少し辛そうに見ていた。

近「みんな。聞いてくれ。今度戦争に我らも加わることが決まった。」

一「局長。それはいつですか?」

近「二週間後だ。体調を崩さないように頼む。」

沙「やっぱり、どうしても参加しなければだめですか?」

やっぱり納得いかないという顔で声を発する。