土「おい、蝶。お前何言ってるんだ?」
蝶「土方さんは黙っててください!!ヒック!!」
本人はにらんでいるつもりなのだろうがまったくと言っていいほど怖くはない。
君「わかりました。今持ってきます。」
そうして君菊は赤い着物を一枚持ってくる。
蝶は髪の毛を器用に束ね着物をふわっと羽織る。
一「お、おい蝶。何をするのだ?」
斎藤が恐る恐る尋ねる。
すると蝶はにやっと微笑。
土「ち、ちよ?」
するとすっと懐から舞扇をだしざっと広げる。
そしてふわりと部屋の真ん中に舞おり舞を始める。
その姿に誰も息をのんだ。
新「す、すげえ・・・・」
平「芸者よりも綺麗だ・・・・」
沖「うわあ。蝶ちゃん武術だけじゃなくて芸事も達者なんだね。」
一「うむ、見事な舞だ。」
原「いや、酔ってるんだから止めねえか?」
原田が少し心配そうに見つめる。
確かに止めたほうがいいのだろうが、俺はおもわず見入ってしまう。
すると蝶がふっと口を開く。
「さくら花ちりぬる風のなごりには 水なき空に浪ぞたちける」
その瞬間部屋に桜吹雪が見えた気がした。
蝶「土方さんは黙っててください!!ヒック!!」
本人はにらんでいるつもりなのだろうがまったくと言っていいほど怖くはない。
君「わかりました。今持ってきます。」
そうして君菊は赤い着物を一枚持ってくる。
蝶は髪の毛を器用に束ね着物をふわっと羽織る。
一「お、おい蝶。何をするのだ?」
斎藤が恐る恐る尋ねる。
すると蝶はにやっと微笑。
土「ち、ちよ?」
するとすっと懐から舞扇をだしざっと広げる。
そしてふわりと部屋の真ん中に舞おり舞を始める。
その姿に誰も息をのんだ。
新「す、すげえ・・・・」
平「芸者よりも綺麗だ・・・・」
沖「うわあ。蝶ちゃん武術だけじゃなくて芸事も達者なんだね。」
一「うむ、見事な舞だ。」
原「いや、酔ってるんだから止めねえか?」
原田が少し心配そうに見つめる。
確かに止めたほうがいいのだろうが、俺はおもわず見入ってしまう。
すると蝶がふっと口を開く。
「さくら花ちりぬる風のなごりには 水なき空に浪ぞたちける」
その瞬間部屋に桜吹雪が見えた気がした。


