私は今日から学校に通うことになった。 通わなくても 世界中の知識はすでに入っているのだから学ぶことは何もないのだけど、 母さんの自己満足だと思う。 「凛、学校までついていくからね。」 「はーい」 朝、起きると机の横に制服がかかっていた。 新品ではないけど綺麗に手入れされた後の服。 きっと姉さんのお下がりなんだろう。 本当に姉妹みたいでちょっと嬉しい。