俺様社長の溺愛

・・・

誰もいない会議室。

そこで掴まってしまった。


「オレは本気だからな?」


そう言って、私を抱きしめた。


「・・・」



「アイツを忘れるまで、

ずっと、待ってるから」


「・・・忘れられなかったら?」



「おじいちゃんになっても、

待ってるさ」


そう言って笑った。


・・・

私に、あの人を忘れるなんてこと、

死んでも、

無理かもしれない。