俺様社長の溺愛

車の中でも、

ずっと泣き続けていたすみれ。

オレは、すみれを抱きしめ続けた。


・・・

着いたところは、

オレの、仮住まいのマンション。


ソファーに座らせた。

・・・

しばらくして、

ようやく泣き止んだ。

・・・

まるで、

捨てられた子犬のように、

見えた。


「少しは落ち着いた?」

すみれが、静かに頷いた。