ヤンキー王子とラブレッスン②【完】

「この件に関して、僕がOKしたのは。
心優ちゃんを守るってことが、煌様のお父様のご意志であり、ご希望であるからだからね!!」


「…………」


「心優ちゃんを許したわけじゃないんだから!!
勘違いしないでね!!」


「…………」


楓ちゃんは、あたしにピタッと寄り添って、むぅっと唇を尖らせた。


「心優ちゃんや他の女が、煌様に近づくことは、この僕が絶対に許さないんだからっ!!」


「……っ」