だから、あんなの、もう二度とイヤ!!
それが、本音。
でもそんなこと、五十嵐に言えるハズがないから……。
かなりまーるく、まん丸になるように言葉を選んで伝えてつもりなのに……。
「ま、アイツは。
コンクールでも、優勝するのが当たり前のヤツだから」
五十嵐くんは、フンと鼻を鳴らして、腕を組んだ。
「…………」
えっと……。
それが、本音。
でもそんなこと、五十嵐に言えるハズがないから……。
かなりまーるく、まん丸になるように言葉を選んで伝えてつもりなのに……。
「ま、アイツは。
コンクールでも、優勝するのが当たり前のヤツだから」
五十嵐くんは、フンと鼻を鳴らして、腕を組んだ。
「…………」
えっと……。

