ヤンキー王子とラブレッスン②【完】

音もなく開いたドアの向こう、玲央くんが、瞳を冷たく光らせた。


「それとも、もたもたするキミのその行動は……。
ボクに着替えを手伝ってほしいという、意思表示だととらえようか?」


そんなセリフを……。


クスリとも笑わない真面目な顔で、玲央くんは言った。


「えっ? えっ? えっ!?
そんなこと……ありません……」


……っいうか、いつから、あたしのこと、のぞいていたの!?


今の……窓の外を見て……。


五十嵐くんがいるかどうか確認しようとそたあたしのことも……見てたって……ことだよね!?