怖い…でも私も先輩に告白する時がきたら

私もこうなるのかもしれない。

彼女はきっと本気なんだ!!


「ちょっと!あんたら影でグチグチ言うな!!私はそう言うやつらが一番嫌いなんだよ!!」


私が机から立ち上がって怒鳴ると

教室が静まり返った。


「最後まで終わってから面と向かって言いな」


私は怖い顔をしていたみたい…


「………分かったわよ。」


クラスの子が少し黙り始めた。


王子は少し驚いた顔でこっちを見てた。

そして又彼女の方に視線を向けた。


「ごめん…今は誰とも付き合う気ないから…」


「………っ!!」


彼女は泣きながら走っていった。

これが恋なんだ…。


「ぷっ…はい終了~♪*」


「バイバーイ!!」


てか女子怖っ…。

私も先輩に告白したら何されるのやら…。


でも私も彼女のようになりたいな…。


「はぁ良かった。姫~良かったよ!!」


「うん。私も諦めないで頑張ろうかな!」


「え……?」


「いつになるかわかんないけど先輩に気持ち伝えるよ!!」


「ぷっ…」


愛瑠が微かに笑った。


「ちょっと!何よ!?」