「な…何でだよ…。戸田?」 「日向くんを殴らないで。殴るなら私を殴って!!私が悪いの!!」 「戸田……。」 「私、怖くて動けなかった。姫を…見捨てた。だからっ…!」 愛瑠は泣きながら王子に言った。 「わりぃが俺に女を殴る趣味は無い。」 そう言い切って王子は女の子に囲まれて たったと行ってしまった。 「ちっ…。」 そう舌打ちして日向くんも席に戻っていった。