「えっ……ちょい待って!!おかしいだろ!?」 俺は思わず声をあげた。 「わ…私も信じらんない…。」 姫も唖然としてる。 そして皆が俺の方を振り返る。 俺は一瞬目を疑った。 だってそこに立っていた男は… 「じゃあ皆に紹介してくれ。」 「はい。日向 淳(じゅん)です。よろしくお願いします。」 鏡を見ているように、 俺にそっくりだったから―――…。