ピンフリ姫のわがまま!!


―――そして次の日


「おっはよ~皆~*」


「ええぇ!?誰!!凄い清楚な子…」


教室を入ったときの皆の反応がまた面白い。


「さぁ?誰だろね~*」


私はニマリと笑う。すると…


―――コツンッ…☆


「いったぁ!!」


何故か消しゴムが私の頭に飛んできた。


「なにこれ?」


私は消しゴムに紙が挟まっているのに気付いた


『無理すんな。笑顔ひきつってやんの!!』


っ…て王子かよ!?

私は王子の方を見た。


やっぱり……――…真顔。

私は腹が立って王子の机に行った。


「王子!いい加減にしてよ!!」


「似合わねー!!今のお前、キモいから来んな!!」


えっ……!?

私がキ…モイ…?


「そ…それ、本気で言ってるの?」


私は何故か腹が立つより先に泣きそうになった