倉庫にて。


今日はめずらしく、夜桜の人全員が倉庫に集まっていた。


全然ちょっとしたことじゃないんじゃないか……?


10分ほど待ったところで、圭一たちが倉庫の中に入ってくる。


「圭一ー。
発表ってなんだよー!」


「彼女でも出来たか?」


色々なところから声が飛び交う。








「ちょっと、静かにしてほしい」


圭一の真剣な雰囲気を感じ取ったのか、みんな一斉に静かになった。


物音ひとつ聞こえない。


本当になにがあったんだ……?





「俺は……」


圭一が話し始めた。