しかしそう考えたのもつかの間。 青の首から服の中へとのびる傷跡が目に入った。 「……」 俺は無言で隠すように青の服を上にあげる。 そして青の頭をなでた。 ……ダメだ。 眠気には勝てない。 俺はゆっくりと青の背中に手を回して。頭を枕につける。 そして目を閉じた。