「単刀直入に言う。 少し、青の過去を調べさせてもらった」 心臓がドクンとはねた。 それを合図にどんどん心拍数が速くなっていく。 握りしめている拳の中がじわりと濡れてくるのを感じた。 「青の兄貴は……、 全国№1の族、“紅葉”の元総長……。 で間違いないか?」 心臓が、一瞬停止したように感じた。 呼吸がだんだん乱れてきた。 やめて……。 あのことを思い出させないで……!! 目の前がだんだんと黒く塗りつぶされて行った。