「……ふははは」


自然と笑いがこみ上げてくる。


今の出来事で完全に私に火がついたぞ。


「みてろよ~」


私の手の中にある雪玉を、またさらにこれでもかと握る。


中に氷を仕込んでやったぜ(危険なので真似してはいけません)


「もう一発!」


圭一が投げるより先に、私が投げた。


それは、綺麗な放射線を描き、圭一のみぞおちにクリーンヒット。


「ゲホッ……。
なにこれ……って、氷仕込んであるじゃねぇか!」


圭一が私が投げた雪玉の中に入っていた氷を持って言う。


「ふん。
私に当てた報いだ!」






その後櫂からの攻撃を5発くらい、報復したのは言うまでもない。