櫂~side~
俺らは、必死に青を探した。
そして、少し離れた公園にいる青を見つけた。
青は俺の顔をみるなりまた走り出す。
「ちょ、青!!」
俺で追いつけないって……。
どんだけ速いんだよ!
青はするりと路地裏に入っていく。
この辺は全然知らない。
一度見失ったらまた見つけるどころか迷子状態になるぞ!
曲がり角を曲がって下をみると、青が転んでいる。
「大丈夫か?
ほら、夜桜に戻るぞ」
俺は青の腕をつかんだ。
「い……あああぁああ!!」
しかし、青は俺の手を振り払いすぐさま立ち上がってまた逃げる。
なんで逃げるんだよ……!!
青は何に怯えてるんだよ!!
俺らは、必死に青を探した。
そして、少し離れた公園にいる青を見つけた。
青は俺の顔をみるなりまた走り出す。
「ちょ、青!!」
俺で追いつけないって……。
どんだけ速いんだよ!
青はするりと路地裏に入っていく。
この辺は全然知らない。
一度見失ったらまた見つけるどころか迷子状態になるぞ!
曲がり角を曲がって下をみると、青が転んでいる。
「大丈夫か?
ほら、夜桜に戻るぞ」
俺は青の腕をつかんだ。
「い……あああぁああ!!」
しかし、青は俺の手を振り払いすぐさま立ち上がってまた逃げる。
なんで逃げるんだよ……!!
青は何に怯えてるんだよ!!

