青~side~




暗く、自分の手さえも見えないようなところにいた。


でも、すごく温かい。


なんなんだろうか?


奥から話し声が聞こえてくる。


少しずつ前に進むと、だんだん話し声が大きくなってくる。


「~~!!
は……く、消え……!!」


「君が……れば……問題……い」


誰かが言い争っているみたいだ。


さらに前に進んでいく。


だんだんと二人の人影が見えてきた。


こんな暗闇のなかなのに、二人の姿はよく見える。