「っつぁ!!」 「盟!!」 後ろから誰かに盟が殴られた。 後ろを振り返るとぞろぞろと人が出てくる。 盟はそのまま地面に倒れ込んだ。 さすがに、盟を抱えて逃げるのにこの人数は多すぎる。 なにか方法は……!! 焦れば焦るほど頭が回らなくなる。 「あ……お! 夜桜に……はし……れ!!」 盟は誰かに抱えられながら必死に言葉を紡ぐ。 盟が連れて行かれる……!! 「でも……!!」 「い……いから……走れ!」