「………志眞?まだ起きてる?」 「…起きてるよ」 「ごめん。わがまま言って」 「うん」 「でも、分かって欲しいの。 あたしが戦地に行きたい気持ち。 死なないよ、ホントに」 信じてる。 誰よりも月菜を、信じてる。 だけど……………… 夫として、月菜を愛してる者として、 不安でたまらないんだよ。