催涙雨





首筋に走る小さな痛み。


ぞくぞくとした感覚が
カラダから沸き上がる。




「───‥誰だよ。」



耳に響いた声は冷たく
カラダは強く締め付けられ
…痛い。




『…っ……いたっ…』




幻じゃない葵がいま
ここにいて──‥




「キョウってダレ?」




思わず涙が頬を伝うほど
───‥コワイ。