催涙雨





どことなく儚げな恭ちゃんの声は
沈みゆく太陽のコントラストに
ちょっぴりさみしさを感じた‥。


くぐもった空には
地平線に別れを告げる太陽と
光をなくし暗さを増す雲。



「また、来年も…行きたいなあ」



『‥うん。』



また、来年───‥。


来年の七夕は…
晴れますように。

雨を、降らせないで‥



『…あ!』