「自分で迷った道なら、自分で答えを探せよ。俺は求道者じゃない。」
他人の力を借りて乗り越えた壁なんて、なんの意味もなさない。
「俺を殺すと見せかけて、本当は殺して欲しかったんだろうがな、俺とお前のどちらかが死んでも何も変わらない。少なくとも、マコはそんな事は望んじゃいない。それだけは確かだ。」
それだけ言うと、俺はノリが力無く握りしめていたグロッグを持って歩き出した。
前を向いていない奴とは向き合う事も出来ない。
それでもノリなら、自分の力で乗り越えてきっと俺の前に現れる。
そう祈りながら廃工場を後にした…。
他人の力を借りて乗り越えた壁なんて、なんの意味もなさない。
「俺を殺すと見せかけて、本当は殺して欲しかったんだろうがな、俺とお前のどちらかが死んでも何も変わらない。少なくとも、マコはそんな事は望んじゃいない。それだけは確かだ。」
それだけ言うと、俺はノリが力無く握りしめていたグロッグを持って歩き出した。
前を向いていない奴とは向き合う事も出来ない。
それでもノリなら、自分の力で乗り越えてきっと俺の前に現れる。
そう祈りながら廃工場を後にした…。


