僕は最近、ちょっとおかしい。
なんて言うか…
上手く言えないんだけど…。



それは部活の時間。



「…………」
「――って、佐崎先輩聞いてます?」
「え?」
「今の話聞いてました?」



まただ。
早坂くんを見てると、何だか頭がぼーっとして話を聞いてる余裕がなくなる。


「ご、ごめん……。」
「またですか?最近どうしたんです?熱でもあるんじゃ……」


早坂くんの手が額に伸ばされる。


と同時に、まるで比例するように僕の鼓動が早くなった。


だ、ダメだ…!


「す、ストップ!!」
「え?」
「大丈夫だよ!すごく元気!!」
「はあ……それなら良いですけど」



セーフ……
危なかった。




そう、おかしな原因は後輩の早坂くんだ。