「火が熱いから……」 「それだけですか?」 「それだけ…」 伏せられた目。 ねぇ、先輩。 やっぱり俺は期待してしまいますよ? 「じゃあ、そういう事にしておきます。」 「早坂くんは、ちょっと意地悪なんだね。」 「そうですか?そんな事もないですけどね。」 内心は毎日必死なんですから。 アナタの気を引こうと。 ちょっとのイタズラは許してほしいですね。