「あのー…」 「も、もういいって!」 「ぷっはははっ!まじでおもしれー!」 「それトラウマなんだから!」 今まで何千回、いや何万回言われたことか…! 「ぷっ……くくっ」 「もう!笑いすぎ!」 そう言いながらも、つられてあたしも笑ってしまっていたのは事実。 …ひとしきり笑った後、新堂が発したのは意外な言葉だった。