――何が起こったのか分からなかった。 あれからピンクのハートくんは、新堂の手をスルリと交わし、新堂の足の間をすり抜け、ぴょんとジャンプした。 ……どこ行った。 そしてこの違和感は一体何だ。 その答えは、ほんの数秒後に分かることになった。 いつの間にか間近に来たミカエルも、手の中には何も無い新堂も、口をポカンと開けて ……ある一点を見てる。