き、聞いちゃった…… 口に出してから、少し後悔があたしを襲った。 だって、この頃からあたしのこと“友達友達”って連呼してた新堂が、あたしのこと……す、好きだったとか、考えられない…… それにあたし、なんで覚えてないのよ? ……今ほど自分の記憶力の無さを恨んだことはないって言い切れる。 この物静かな校舎中に、心臓の音が響いてるんじゃないか、っていうくらいどきどきしてる。 少しの沈黙の後、そんなあたしに向かって、新堂が口を開いた。