【完】たいむ・いず・すとっぷ!?



……ゆったりと歩く、新堂の背中の上。


聞こえるのは、新堂の足音だけ。


言葉は無くても、その沈黙が、あたしにはすごく心地よかった。



「……なぁ」



すると、新堂が口を開いた。



「ん?」


「お前の……夢って何?」