……ゆったりと歩く、新堂の背中の上。 聞こえるのは、新堂の足音だけ。 言葉は無くても、その沈黙が、あたしにはすごく心地よかった。 「……なぁ」 すると、新堂が口を開いた。 「ん?」 「お前の……夢って何?」