完全に見えかけてた太陽が、また雲に隠れたような気持ち。 「も、もし、あたし達が捕まえられなかったら……」 ずっとこのまま……? 何度目かの不安が、あたしを包む。 ……でも、そんな不安なんてもろともしない超能天気野郎が、この場にはいた。