「…では教えよう。僕の名前はミカエル」 …数分後、やっとキモナルシストは自分のことを話し始めた。 この数分間、コイツがキモナルシスト論を延々語っていたのは言うまでもない。 「ミカエル?どこの人?」 「それは秘密だよ、ブサ男くん」 「ブ、ブサ…!?」 「気にするな、新堂」 あたしもメスブタちゃんって言われたから、って言うのは言わないでおこう。