【完】たいむ・いず・すとっぷ!?



サビに入る。


新堂の声が、あたしの伴奏にのって…


――なんだかすごく心地良い。



時間は止まってて、空気も止まってて、風も何も吹かないはずなのに。


この空間だけ、なんだか暖かい風に包まれてるような感じ…



自分の伴奏に、誰かの気持ちがこもった歌が重なるって…こんなに心地良いものだったんだ…


忘れちゃってた。