「…華…あぃ…愛華っ!」

―はっ!


「うなされてたけど
どうしたの?具合でも
悪いの?もう7時よ。」


「…うん。大丈夫。」


時計の針は7時を指していた。

あたしは制服に着替える。

…さっきのは夢。
だけど…本当にあった話。

視線を倒した写真にうつす。
机の上に飾った写真たて。
あたしの隣でにこやかに
笑う彼。
けど、もういない。

3ヵ月前まで隣で
笑っていたのに…。


「愛華!遅刻するわよ!」

「はっはーい。」


斗真…。
会いたいです。