続・夜に舞う桜~夜桜~

「真冬?どうしたの?怖い顔して」


怖い……顔?


どんな顔だろう。


鏡忘れたから、見れないや。


まぁでも、怖い顔していたのは確かみたいだね。


圭の顔が眉間にシワ寄ってるし。


…これは気づかれたかな?


「あ!来たよ!」


それから私達は、ご飯を食べてお店を出た。


あそこのお店、結構美味しかったな。


悠たちがきたときは私が案内してあげよう。


「もう2時だけど、どうする?」


「私は…」


「キャッ!離して!」


私の言葉は、女の子の叫びで遮られた。