ま、理由を聞いて納得したけどね。


悠によると…昨日、家に帰っている途中に襲われている下っぱを見つけて、かばってケガをしたらしい。


俊らしいけど、あまり無茶はしないでほしい。


心配する私の身にもなってほしい。


私は今みんなの元にいない。


それは助けたくても助けられないということ。


それがこんなに辛いことなんて初めて知った。


「圭~♪」


チッ。


その甘い声、本気でやめてください。


イラつきます。


「真冬ちゃ~ん!」