続・夜に舞う桜~夜桜~

「そんなに心配なら首輪でも付けとけば?」


「はぁ?そんなことするわけねぇだろ!」


あの2人……。


まだケンカしてるよ…。


相変わらずというか、仲がいいのか悪いのか。


未だによくわからないんだよね…。


でもこのままほっとくと時間がやばいし。


仕方ない…。


結婚式には、やりたくなかったけど…。


すぅ…と息を吸い込み。


「…てめぇら!ちょっとは落ちつけ!もう20歳だぞ!?子供みたいにケンカすんじゃねぇ!」


「「はいぃぃぃぃぃぃ!」」


双龍を引退しても、こうしてケンカしたりするから、よく夜桜になって止めてる。


身内だけではなく、街の治安維持のために夜桜として街にも行ってるしね!


「真冬…、行くぞ」


「は~い」


こうして私達の結婚式は始まり、みんなの暖かい声援のおかげで、すっごく思い出に残る結婚式になった。