「ごめんって!なかなか起きないから…」


「…分かってる。私が悪いし」


そう。


起きない私を、起こしてくれただけ…。


全部私が悪い。


それくらい私でもわかってる。


「もう怒ってないよ。ごめんね?」


「い、いや」


私がニコッと笑って言うと、圭の顔が赤くなった。


何で真ッ赤?


私が圭に聞こうとしたら…。