続・夜に舞う桜~夜桜~

「っ…うぅ~」


夜桜から真冬に。


総長だからと気を張っていたのが、ゴムを取られたの同時に緩んだ。


いたいっ。


気を張って我慢してたのに…悠のバカヤローっ。


「真冬?!」


「大丈夫だ。夜桜から真冬に戻っただけだ」


「え?」


「よし。できた」


悠が手当てを終えたのと同時に、私は泣き疲れ、意識を手放した。