続・夜に舞う桜~夜桜~

「お前ら!後片づけするぞ!」


俺は下っぱに向かって叫んだ。


「「「「はい!」」」」


下っ端たちも片付け始めたし、俺も片付け始めるとするか。


片付けを始めようと歩き出そうとしたところを、悠に腕を掴まれて止められる。


「はぁ…。お前は何しようとしてんだ」


「何って…片づけだろ?」


悠はバカか?


「その前に…」


ーガシッ


「っ!?」


「手当てが先だろ?」


俺は悠と俊に腕をつかまれ、強制的に幹部室行きとなった。