続・夜に舞う桜~夜桜~

「すぐ行きます」


ーピッ


俺はそう言うと、電話を切った。


「社長さん何て?」


「事務所にこいって!ちょっと行ってくる!」


何か急ぎみたいだし…。


仕事だったら急いだ方がいいしな。


「あっ!おい!!」


俺は舜太の呼ぶ声を無視して、急いで事務所に向かった。