続・夜に舞う桜~夜桜~

「なぜ?そりゃぁ、先輩達の敵打ちだよ」


やっぱり…。


2年前、潰した時の総長達は本当にやめたが、その時の幹部補佐達はやめてなかったか。


その上、敵打ちか…。


それを前総長が望んでいるかというと、答えはNOだ。


あいつは苦しみから解放されて嬉しそうだったから。


はぁ…前の総長もちゃんと言っとけよ…。


言ってくれていたら、みんなが傷つくことも。


私が戻ってくることもなかった。


ま、過去を恨んでも過去は戻ってこない。


気にするだけ損だ。


でもな。


双龍に手を出したことだけは、どんなことがあろうと忘れねぇ。


俺はぜってぇ許さねぇ!