続・夜に舞う桜~夜桜~

「チッ。また薬をやってやがんのかよ」


男から得た情報は、黒龍は薬をやっていること。


裏取り引きをあるお店でしているという2つ。


薬をしてもいいことはねぇのに。


ちょっとは勉強しろよ。


てか、薬しか頭にねぇのかよ。


「…こりねぇ奴ら。…殺るか」


「おい」


雅哉…。


いきなり背後から声を掛けんな。


普通の人だったら叫んでるぞ。


それに見てみろ。


大樹が震えてんぞ。


そして殺気をしまえ。


「で?お前ら、他に何知ってんだ」


「知ってるのに言わなかったら…どうなるか…分かるよ…な?」


俺が低い声で言うと、男達は青ざめた顔である一言を言った…。