続・夜に舞う桜~夜桜~

男の拳を軽々と避ける。


こんな遅いパンチ、受け止めなくても支障ないね。


当たらなかったら痛くもねぇし。


当たったところでそこまで痛くはないだろう。


性懲りも無く向かってくる男に足を引っ掛ける。


腕を掴み、顔を殴る。


後ろから来た奴には、回し蹴り。


「弱っ」


ちっ、弱すぎて話にもならねぇ。


「何…者…だ」


何者……ね。


「フッ。夜桜…って言ったらわかるか?俺がいない間に色々ヤッてくれたみたいじゃん?」


「っ!」


「今日はお前らに聞きたい事があってきたんだ」


青ざめる男の前にしゃがみ込む。