続・夜に舞う桜~夜桜~

「…あ、さっきの質問だけど…。ヤル事があるから戻って来た。これは双龍の問題。天龍が気にすることじゃねぇ。…邪魔すんじゃねぇぞ」


あ~ぁ…。


夜桜化した俺の殺気と、低い声でビビッてやんの。


殺気なんて半分も出してねぇし?


てか、まだ30も出してねぇよ?


これぐらいでビビってるとか。


天龍もまだまだだねぇ…。


もーちょい頑張りな。


じゃないと、私たちの差が広がるばかりだぜ?


「大樹、行くぞ」


「うん」


俺は…もう天姫じゃねぇから、ー緒にいる意味もねぇんだよ…。