続・夜に舞う桜~夜桜~

「……いない」


いない…だと?


嘘だと思いたい。


だけど、和斗の悲しそうな顔が全て物語っていた。


まじかよ……。


あいつはどこにいんだよ…!


あっ、そうだ!


あいつなら知っているかもしれねぇ!


俺は携帯を取り出し、あいつに電話をかけた。


出てくれるか?