そう決意して花火が始めるまでの間、一緒に屋台を回っていた。 だけど、これが最後だと思うとやっぱり寂しくてどんな風にしていたのか分からない。 もしかしたら上手く笑えていなかったかもしれない。 それでも自分の中では楽しめた......と思う。 ―――最後の最後に大切な思い出をくれてありがとう。 本当はそう言いたかったけど、もう嫌われたくないから言わない。 言わないけれど、私のこの思いは伝わってるといいな。