今は夏真っ盛り。 毎年毎年セミの鳴き声にうんざりするなか、俺は男友達2人と一緒に町の神社で行われる夏祭りにやって来ていた。 最初は友達とりんごあめを食べながら一緒に回っていたが、ふと俺はある屋台に目を付け近くに行ってみた。 そこには気のよさそうなおじさんが俺を見てニコニコしながら「いらっしゃい」と言った。 俺はおじさんに会釈をし、売られている物を見た。