「…な、何言ってんの?」 りっちゃんはあたしの腕を ガシッと掴んだ。 「…あたしね まだ蓮が好きなの。 ……でも こんなに苦しい 気持ちになるなら 別れた方が良いと思ったの。」 りっちゃんは掴んでいた 腕の力を緩めた。 「…………_そっか。 るいがそう決めたなら 仕方ないよね。 応援する!」 笑顔であたしの前で ガッツポーズをした。