「答え…………出た?」 心配そうに聞く 蓮に抱きついた。 「蓮の馬鹿! 一緒に住むに決まってる!」 そう、蓮がくれたのは これから一緒に暮らす家の鍵。 中には手紙も入ってて “無理にとは言わねぇけど 一緒に暮らしたい。” っていう内容だった。 嬉しすぎてあたしは 蓮の腕の中で号泣した。 蓮も安心したように あたしをぎゅっと抱きしめてくれた。